― 赤坂の個室サウナ事故を受けて、私たちが考える安全設計 ―
近年、サウナ文化の広がりとともに、
完全貸切型サウナや個室サウナなど、よりプライベートな空間での利用が増えています。
一方で、報道でも取り上げられている赤坂の個室サウナ事故をきっかけに、サウナ施設における「安心・安全」のあり方が、改めて問われています。
尊い命が失われた出来事に、心より哀悼の意を表します。
私たち THE W Relax Garden Resort でもサウナ施設を運営する立場として、こうした事故を決して他人事とは捉えず、当施設の安全設計と運営体制について、あらためてお伝えしたいと考えています。
サウナ運営において想定すべきリスク
サウナは心身を整える場である一方、高温環境という特性上、一定のリスクを内包しています。
私たちは特に、以下の2点を重要なリスクとして想定しています。
- 一酸化炭素発生のリスク
- 体調不良や意識障害などにより、室内で助けを求められなくなるリスク
重要なのは、「起こらない前提」で運営するのではなく、起こりうる前提で、どこまで備えられているかだと考えています。

一酸化炭素チェッカーの作動確認



「逃げる」前に、「その場で改善できる」設計
サウナの安全対策というと、「万が一の際の避難」や「救助」が語られがちです。
しかし私たちが最も重視しているのは、その前段階です。
異変が起きた瞬間に、誰でも迷わず、その場で状況を改善できること。
- 簡単に換気ができる
- 簡単に外へ出られる
この二つが、命を守るための最初の行動だと考えています。
誰でもすぐに換気できるサウナ室構造
THE Wのサウナ室では、「換気のしやすさ」を最優先に設計しています。
- 横約1.5m × 高さ約1.5mの大型窓を設置
- 誰でも窓を自在に開閉可能
- サウナ室下部に直径約15cmの換気口を2か所設置し、常時新鮮な空気が流入
また、室内には一酸化炭素警報機を設置しており、濃度が上昇した場合には、
「一酸化炭素濃度が上昇しています。窓を開けてください」という音声アラームが作動します。
専門知識がなくても、大人でも子どもでも、直感的に行動できる設計を重視しています。
子どもの力でも外に出られる、外開きドア設計
サウナ室のドアには、ドアノブを設けていません。
- 手で押すだけで開く構造
- 外開きドア
- 子どもの力でも簡単に押し出せる設計
ドアノブの破損や操作不良による閉じ込めリスクを避け、パニック時でも「考えずに外へ出られる」ことを目的とした設計です。
ALSOKと連携した24時間体制の警備・緊急対応
THE Wでは、ALSOKと正式に警備契約を締結し、24時間体制で万一の事態に備えています。
- サウナ施設内に**緊急通報ボタン(非常ボタン)**を設置
- ボタンを押すと、ALSOKへ即時通報
- 当施設から直線距離約150mの場所に、ALSOKの24時間常駐警備拠点
- 通報後、約1分以内に警備員が駆けつけ可能な体制
完全貸切型で管理人が常駐しない施設だからこそ、「何かあったとき、すぐに人が来る」体制を整えることが、安心・安全につながると考えています。
プライベートな空間でありながら、常に外部から守られている。
それがTHE Wの安全設計です。
完全貸切だからこそ必要な「見えない安全」
THE Wは、1日1組限定・完全貸切型のプライベートリゾートです。
自由で開放的な時間をお過ごしいただく一方で、その裏側では、
- 設計による安全
- 設備による安全
- 警備体制による安全
を重ねることで、見えない安心を支えています。
安心・安全は、体験価値の一部
私たちは、「何も起きないこと」を願うだけの運営ではなく、万が一が起きたときに、命を守れるかを基準に、施設の設計と運営を行っています。
安心・安全は、サウナやグランピングの体験を支える最も重要な土台です。
THE W Relax Garden Resortは、これからも安心・安全と真摯に向き合い、お客様に選ばれる施設であり続けたいと考えています。