群馬県前橋市にある赤城山・赤城大沼エリアは、湖畔散策や紅葉狩り、登山や釣りなど四季折々の自然を楽しめる人気観光地です。標高約1,340mに位置するカルデラ湖「赤城大沼」を中心に、赤城神社・ワカサギボート釣り・覚満淵・鳥居峠など魅力的な観光スポットが集まり、日帰り旅行にぴったり。
今回は、THE W Relax Garden Resortからもアクセスしやすい「赤城大沼エリア」の見どころをご紹介します。
前橋市 赤城大沼エリア

赤城大沼は、赤城山の標高約1,340mに位置するカルデラ湖。
外輪山や覚満淵などの美しい自然に囲まれ、春から秋にかけては登山、冬にはスノーシューや氷上ワカサギ釣りを楽しむ人たちでにぎわう。
来春にはビジターセンターのリニューアルや、「大沼キャンプフィールド」のオープンが予定されている注目のエリアだ。
姫伝説が残る湖畔の古社
赤城神社〈滞在時間〉約20分
青空に映える朱塗りの社殿が美しい。
大沼の東岸にある半島・小鳥ヶ島に鎮座する神社。赤城山と湖の神様である赤城大明神を主祭神とし、古くから多くの人々に信仰されてきた。詳しい創建年は分かっていないものの、806年(大同元年)に地蔵岳から大沼南湖畔に移され、現在の場所には1970年(昭和45年)に遷宮されている。
大沼や小鳥ヶ島に3人の姫(淵名姫・赤城姫・伊香保姫)にまつわる伝説が残されていることや、女性たちが大沼に銅鏡を奉納する信仰があったことなどから、特に女性の願い事にご利益があると伝えられている。
境内の駐車場付近から啄木鳥橋(きつつきばし)を望む。橋は工事中のため、現在通行止め。
御朱印(見開き、500円)
御朱印帳(3,000円)
湖上で釣りと紅葉を楽しむ ワカサギボート釣り

関東では数少ない氷上ワカサギ釣りのスポットとして知られる赤城大沼は、紅葉とともに楽しむ秋のボート釣りも魅力。
赤城大沼漁業協同組合に加盟している一部の店舗(青木旅館、青木別館、バンディ塩原ほか)で、入漁券の購入やボート・釣り竿(ざお)などのレンタルができ、手ぶらで気軽に楽しめる。
釣り上げたワカサギはレンタルした店舗でフライにしてくれる。
大沼周辺は前橋市街地に比べて10度近く気温が低いので、服装に注意して出かけよう。
自分で釣り上げたワカサギの味は格別!

ワカサギボート釣り 期間 9月1日~11月30日 住所 前橋市富士見町赤城山8(青木旅館)
問い合わせ 赤城大沼漁業協同組合(青木旅館)027-287-8511
営業時間 7:00~16:00 休み 荒天時
料金 入漁料1日券800円、貸しボート1日3,000円(2人乗り)、釣り竿セット(竿・しかけ・餌付き)1日1,500円 ※料金はすべて青木旅館の価格。
“小尾瀬”と称される 高山・湿生植物の宝庫 覚満淵
〈滞在時間〉約40分
遊歩道の南東端からは右手に山、中央に入り組んだ淵と湿原が一望できる撮影ポイント。
赤城大沼の南東に位置する周囲1kmほどの小さな湿原。
希少な高山植物や湿生植物の宝庫であることから、“小尾瀬”と呼ばれている。
周囲には1周約40分の遊歩道が整備され、起伏が少ないため気軽に散策しながら美しい景色や植物を見ることができる。
運良く凪(なぎ)の瞬間に立ち会えれば、水面に木々や小地蔵岳などが映り込む“水鏡”を見ることも。
覚満淵の東側を通る道は草が生い茂っている所が多いので、歩きやすい靴と長袖長ズボンで出かけるのがおすすめ。
淵にせり出た遊歩道にはベンチが。景色を眺めながら、爽やかな風や鳥の声に日常を忘れてのんびりするのも◎。
多様な草花を探しながら歩いてみよう。
10月上旬~下旬は木々や草原が色付く。
鳥居峠

北西に大沼や覚満淵、南東に関東平野を望む絶景スポット。
6月から11月頃までは雲海、冬は日の出を見るのにおすすめの場所だ。
雲海は雨の後に冷え込んだ、風の無い早朝が狙い目。
普段は入れない!
赤城白樺牧場
秘密の絶景ツアー 2025 Autumn

普段は入れない「赤城白樺牧場」の秋を楽しむ特別なツアー。牧場内での散策とティータイム、大沼湖畔での地元グルメがセットで楽しめる。
詳細や申し込みは下記URLから。赤城白樺牧場 秘密の絶景ツアー 2025 Autumn
住所 前橋市富士見町赤城山1-14 期間 10月20日(月曜)~24日(金曜)
【公式サイト】https://www.maebashi-cvb.com/
5分で絶景!
大沼・富士山展望スポット

小沼駐車場から徒歩5分ほどの長七郎山登山道途中にある展望スポット。
北に大沼、条件がそろえば、南西に小沼と富士山を一緒に眺めることができる。